日本の大麻の歴史は何千年も前、新石器時代の縄文時代 にさかのぼりますが、第二次世界大戦の敗北の後までずっと大麻はこの国 では非合法にはされませんでした。
日本の歴史で初めての大麻禁止法である 大麻取締り法を1948年に制定したのがマッカーサー将軍の アメリカ占領政府だったということをはっきり理解している人は現在ほとんどいません。日本ではもちろん決してマリファナは危険だと言う理由では非合法にされませんでした。 毎年、無数の何千人もの人々がタバコとアルコールに因って殺されている一方で、 5000年間全世界中で記録された大麻の歴史の中ではマリファナの取り過ぎが原因で 死んだ人はひとりもいません。
日本の群島のそれぞれの主要な島々で大麻が栽培されていてもドラッグ乱用問題の記録は何も ありませんでした。明治と大正時代の間インドからの大麻薬は自由に輸入されました、 全ての西洋諸国が19世紀の間そうであったように、その当時インド大麻は 普通に医薬として用いられました。日本では17世紀、徳川幕府(軍政府) は一度タバコの栽培と使用を禁止しようと試みたことがありますが、 大麻はアメリカの占領軍が非合法にするまでは一度もそんなことはありませんでした。 マリファナ禁止令は、千年期の古い日本文化の破壊でした。
なぜ日本で大麻が非合法になってかと言うと、マリファナはそれが1937年に禁止されたアメリカにおいてすでに非合法であったという 単純な理由の為にアメリカ軍占領政府によって非合法にされました。
軍占領政府は日本に進駐しているあいだアメリカ軍人達が最後には日本の大麻を吸うようになる 事を率直に心配しました。 広く使用されそしてもっと有害なアンフェタミン(興奮薬)は数年後まで禁止されませんでした、 なぜなら当時アメリカでは合法的だったからです。
1912年の初期からアメリカは自国のドラッグ政策を輸出しようと試み、 あたかも成功の見本ででもあるかのように他の国々に無理矢理それを真似するように押しつけました。 19世紀の後半以来アメリカは様々な物質の禁止令を実験してきました、 そして偶然の一致では無くほとんどの場合禁止された物質はその当時不人気だった 特定の人種の少数民族と関連づけられます。
一番最初の合衆国連邦薬事法は明らかに中国の 移民をターゲットにしました。日本人と中国人は、「黄禍」と呼ばれました。
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