Taima University

大麻は「ドラッグ」ではないのですか?

drug-abuseドラッグに対して、その効果がどのくらい強いのかとかどのくらい害があるのかに関わらず、 法律がその物質の所有に対して適用されるかどうかによります。

たとえば、(所有していると刑務所に行くはめになる) 麻薬と考えられる物質がありますが、それにもかかわらずこれらの物質を含んでいる 植物が存在しそれを所有したり使用することは申し分なく合法的なのです。 当然すべての法律が道理にかなっていると思い込んではいけません:結局、 法律は官僚と政治家によって作られているのですから・・・。
英語が話される国でドラッグ弊害の専門家が使用する「ドラッグ」 という言葉は中枢神経系に影響を与えるどんな物質をも意味します。 これはまさにアルコール、タバコの 中のニコチン、そしてコーヒーや お茶の中のカフェインを含むのです。それは同様にマリファナや種々の 他の禁止された物質も含みます。すべてのこれらの物質は中枢神経系に生理的な作用をおよぼし、 そして全ては有害に使用されることができます。

人々が喜びのために摂取するほとんどどんな物質にでも反対する法律がしばしばどこかでずっと存在します。 アルコールはアメリカで1919年に禁止されました。 マリファナは1937年までアメリカで合法的でした。 タバコはアヘンよりずっと前にそれまでの日本で禁止された初めてのドラッグでした。 タバコとコーヒーの両方は18世紀のドイツでは多くの場所で禁止されました。 これはこれらの法律がとても善く役に立ったという意味をあらわしません。

ほとんど大部分の近代ドラッグ禁止法は二つの世界大戦のあとに最近出来上がっただけであり、 その背後で推進している力はアメリカ合衆国からきました。 いくつかのこれらの比較的新しい法律は何千年もの間社会への害がほんの 少しかあるいは全く無く耕されて使われてきた植物を禁止します。

マリファナはしばしば「ソフトドラッグ」と呼ばれます、なぜならばそれはほとんどの人が 「ドラッグ」という言葉を聞いた時に思い浮かべるヘロイン、コカイン、 「覚醒剤」といった物質と較べると遥かに危険性が少ないからです。 おおくのドラッグ専門家はマリファナをあなたの健康にとってアルコールや タバコよりも害が少ないとみなしています。 これらの科学者によれば大麻にはほぼコーヒーと同じくらいの習慣性があります。

ほとんどの国で施行されている厳しい刑罰にもかかわらず世界中に1億4千5百万人の大麻の レクレーショナルユーザーがいると合衆国は見積もっています、それはほぼ世界の人口の2.5% であり日本の人口全体より多いくらいです。大麻は世界中で断然最も人気のある非合法の ドラッグなのです。ほとんどの先進諸国で、人口の3から10%が大麻を現在使用している一方で (彼等の大多数は毎日ではありません)、若者の15から50%がそれを経験したことがあります。

多くの日本人がいまだに大麻やマリファナを常習癖がつきやすい麻薬と考え、 一般社会生活の中でほとんど言及されないとは言え日本においてもマリファナ の使用は広まっています。50人に一人 の日本人はすでに大麻を吸ったことがあるかもしれません。 法の見地から見れば全てこれらの人々は犯罪人でありもし捕えられれば 刑務所に行かなければなりません。

日本の社会はあらゆるドラッグ乱用からも弊害を扱い、 最善の政策を選択するためにはドラッグの効果に対する正確な情報が必要です。 人々はなぜマリファナが非合法になり、その効果は何なのかをそしてその植物の製造、 所持、売買に対する厳しい刑事上の制裁が社会や個人に対して害悪を減少させているかどうか を知るべきです。

この記事の投稿者について

Taima University
日本初の大麻学習オンラインコースが受けられる大麻ユニバーシティ!“知識は違法じゃない。”をモットーに日本へ大麻情報を配信中。公平な情報と、みんなで大麻について気兼ねなく真剣に話し合える日本初の大麻コミュニティ。みんなで作り上げていくそんな学校を夢見て。創立者のマリ・アンナは、日本で初めて大麻と出会い、アメリカへ渡り医療大麻と出会う。コロラド州の大学にて医療大麻と大麻栽培を本格的に一から学び、2015年大学を卒業後、現在カリフォルニアにて大麻ユニバーシティを開校し活動している。夢は日本初の、ディスペンサリーを大麻ユニバーシティのみんなと一緒に作ること。

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