
「日本と麻は深く関係している・・・」って聞いたことありませんか?
それもそのはず!!!
麻/大麻は日本に最もゆかりのある繊維です。
昔の日本では、お米と同じくらい広く栽培され、税として収めることもできた麻の繊維は着物などにごく普通に使われていました。
なんと!!!
あの徳川家康も、絹や木綿よりも、通風性にすぐれ、蒸れない麻のふんどしが好物だったのだそうです。
大麻でできた衣類は、汗を吸い取ってくれ、速乾性に優れ、夏を涼しく快適に乗り越えるのに、もっとも都合が良かったからです。
そして、麻の繊維は大変丈夫です。
・昔の人達は、まず麻で着物を作ります。
・日本の着物はフリーサイズなので、だいたい三代(自分、子、孫の代)まで使われ、最後は、継ぎはぎだらけのボロとなります。
・ボロとなった着物は、ほぐして雑巾や、袋物などに使い、更にまたボロボロになると、こんどは麻布を細かく刻んで煮沸し、漉(す)いて、麻紙にしたのです。
・この紙で、書道の練習用紙、各種手紙、大福帳など書き付け用の紙として使われただけでなく、ふすま紙や、障子紙としても使われました。
我が家のふすま紙は、曾祖母の着ていた衣類がそのまま壁紙になっている。なんていう事がごく一般的にあったそうです。
更に麻の服のこんな話も
広島の原爆を体験した92歳のおじいちゃんですが、広島に原爆が投下された時に、
投下されたポイントから1.8kmの所にいたにも関わらず 被爆することはありませんでした。
その理由を尋ねると「まず一つは、麻の服を着てたから」とその長老は答えたそうです。
そんな自然パワーに溢れる植物「麻」ですが、
日本語でひとくくりに「麻」と呼んでいますが、英語には日本語の「麻」に相当する単語がありません。
日本語でいう「麻」は、英語圏では細かく分かれていて、
Ramie(ラミー)=「苧麻(ちょま)」、Linen(リネン)=「亜麻(あま)」、Jute(ジュート)=「黄麻(こうま)」、Hemp(ヘンプ)=「大麻」など
その種類は20種類もあり、種類ごとに異なる名前が付けられており、それぞれ全く別の品種なのです。
種類も、科目も、生存年も、繊維の長さも、全然違うのに、
どうして日本では総括的に「麻」と呼ばれているのか?
それは、もともと太古の昔から、日本には「Hemp(ヘンプ=大麻)」しかなかったからです!!!
ヘンプは、桑科の一年生植物で、繊維の長さは2センチくらいの一年草、このヘンプのことを、日本古来からずっと「麻」と呼んで来ました。
日本に、ヘンプ以外の麻がやってきたのは、明治7年のことです。
日本にはもともとヘンプ(麻)しかなかったところへ、明治以降に渡来ものとして、
まずリネンが入って来て、次いでラミー、その後、大正時代くらいにマニラ麻やジュートなどが入って来て、それらを総称して「麻」と呼んでいたのです。
渡来ものと、日本古来の麻では、種類が違うし、布にしたときの触感も全く違います。
もともと日本には、ヘンプしかなかったのです。
夏涼しくて冬温かい丈夫な繊維「麻」を育てて、ヘンプ溢れる日本を取り戻しませんか?
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