Taima University

大麻と麻って何?

大麻(マリファナ)と麻の本当の真実について知りたいですか?

知りましょう!まずは基本知識から、

大麻と麻は英語でカンナビスと言い、どちらも同じ植物です。では、なぜ二つの言い方があるのでしょうか?

 

麻と大麻の違い

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(上記写真左側)英語:ヘンプは古来より大麻草のことを示しており、主に産業の分野でマリファナと区別するために使う単語。

大麻(上記写真右側)英語:マリファナは大麻草の葉と花穂の部位を示しており、THCが多く含まれている。大麻を乾燥して吸引や食べる事で精神作用いわゆる”ハイ”を引き起こす。

 

大麻草に含まれる成分

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大麻草(カンナビス)に含まれている成分をカンナビノイドと言います。

これは大麻草独特の生理活性物質の総称で、これまでに少なくとも113種類があると解っています。

2つの重要な代表カンナビノイド

THC:テトラヒドロカンナビノール、薬用の品種の主成分で、精神活性作用がある。
CBD:カンナビジオール、繊維用や食用の大麻草品種の主成分で精神作用を打ち消す働きがある。

これらの成分は医療にとても効果があることで知られています。

そしてそのカンナビノイドを受け取る場所が我々の身体には備わっていて、それをカンナビノイド受容体と言います。

 

更に詳しく大麻、マリファナ

ヘンプ(日本語:麻または大麻)とは植物学的にカンナビス  サティーバ エルとして知られている植物の英語(日本語)名です。 この植物の特徴は多幸感と治癒力のある 特質を有するTHCと呼ばれる物質を2から20%含んでいることです。THCの豊富な大麻は「インド大麻」 として知られており、 マリファナは主に医療や、嗜好用、そして神聖な目的の為に二つの形態で使用されます。

1)乾燥した葉と花(「マリファナ」

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2)圧縮し樹脂化した植物原料(「ハッシッシ」)

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これらは煙を吸入するか食べるかして使用します。

中国とエジプトでは少なくとも五千年の間、 大麻は薬として使われており、おそらく世界の中でもっとも 徹底的に調査・研究された薬の一つです。大麻は最も古く最も重要な繊維と油料種子植物の一つです。 大麻とマリファナは同じ植物の種類なのですが、産業用の大麻はドラッグとしては適しません。なぜなら、リクレーション用のドラッグとして完全に使えなくするために、ふつう繊維と種子用の 大麻栽培の品種はTHCは低く(<1%THC)、THCの効果を抑えるCBDが高いからです。

産業用の大麻は国際ドラッグ条約からはっきりと免除されています。 国際ドラッグ条約の下では産業用の大麻はホウレン草やトマト等と一緒で特に厳しい規制が必要な訳ではありません。園芸目的も同様に免除されています。

 

大麻は麻薬(ドラッグ)じゃないの?

日本である物質が麻薬とみなされるかそうでないかは、 その効果がどのくらい強いのかとかどのくらい害があるのかにはよらず、 ただ法律がその物質の所有に対して適用されるかどうかによります。 たとえば、所有していると刑務所に行くはめになる麻薬と考えられる物質がありますが、それにもかかわらずこれらの物質を含んでいる植物が存在し、それを所有したり使用することは申し分なく合法的なのです。

英語が話される国でドラッグ弊害の専門家が使用する「ドラッグ」 という言葉は全ての中枢神経系に影響を与える物質をも意味します。 アルコール、タバコの 中のニコチン、コーヒーや、お茶の中のカフェインも含みます。同様にマリファナ、コカイン、等その他の禁止物質も含みます。すべてこれらの物質は中枢神経系に生理的な作用をおよぼし、 そして有害に使用される危険性があるとされます。人々が喜びや快楽の為に摂取する物質になんでも反対する法律がしばしばどこかでずっと存在しています。

アルコールはアメリカで1919年に禁止されました。 マリファナは1937年までアメリカで合法的でした。 タバコはアヘンよりずっと前にそれまでの日本で禁止された初めてのドラッグでした。 タバコとコーヒーの両方は18世紀のドイツでは多くの場所で禁止されました。これらの法律が効果的だったか?と言うとそうではありません。 ほとんどの近代ドラッグ禁止法は第二次世界大戦のあとに最近出来上がっただけであり、 その背後で推進している力、”アメリカ合衆国”からきました。これらの新しい法律は何千年もの間社会への害がほんの少しかあるか無いか程度の植物達を禁止しました。

マリファナはしばしば「ソフトドラッグ」と呼ばれます、なぜならばそれはほとんどの人が 「ドラッグ」という言葉を聞いた時に思い浮かべるヘロイン、コカイン、「覚醒剤」といった物質と較べると遥かに危険性が少ないからです。 多くのドラッグ専門家はマリファナをあなたの健康にとってアルコールや タバコよりも害が少ないとみなし、ほぼコーヒーと同じくらいの習慣性しかないとされています。

ほとんどの国で施行されている厳しい刑罰にもかかわらず世界中に1億4千5百万人の大麻の レクレーショナルユーザーがいると合衆国は見積もっています、それはほぼ世界の人口の2.5% であり日本の人口全体より多いくらいです。大麻は世界中で断然最も人気のある非合法のドラッグなのです。ほとんどの先進諸国で人口の3-10%が大麻を日頃から使用しており、中でも若者の15-50%は大麻経験者であります。

未だ多くの日本人が大麻やマリファナを常習癖がつきやすい麻薬と考え、 一般社会生活の中で大麻について話すことはタブーとされていますが、日本でもマリファナ の使用は広まっています。50人に一人 の日本人はすでに大麻を吸ったことがあると考えられています。

日本社会にはあらゆる危険ドラッグの乱用の問題もるからこそ、 最善の政策を考えるにはドラッグに対する正確な情報が必要なのです。我々はなぜマリファナが非合法になり、その効果とはは何なのかをもう一度よく調べて勉強し話し合うべきです。そしてその植物の製造、 所持、売買に対する厳しい刑は果たして本当に社会や個人の役に立っていると言えるのでしょうか・・?

 

大麻の効き目って?

大麻はアルコールとは違います。大麻はLSDでもないしヘロインとも全く別物です。全てのドラッグの作用は異なります。マリファナ自体は無毒であり脳や肝臓や他の器官を傷つけません。 クッキー等食べ物にして摂取される場合喫煙する必要がないので気管支炎等の問題も何一つありません。

マリファナの効き目はアルコールの効き目とは違い、 多量に摂取した時でさえバランスの感覚に影響を受けず、発言も普段通りで正常の振る舞いです。マリファナは心配を軽減し使用者をリラックスさせ、音や、味覚、 触覚など感覚器官が強まった経験をするでしょう。そして、時より突然の食欲 「マンチーズ」状態をもたらします。

感じ方は人それぞれですが、一般的に大麻は人をより一層笑わせる傾向があり、 おしゃべりを好んだり会話に花が咲きます。 退屈を感じなくなるり、自己価値の感覚を改善します。 それはアルコールみたいに攻撃的になることなく、むしろ落ち着いていく抑制的です。時間の感じ方も少し違うでしょう。例えば、大麻を吸った運転手は普段のスピードが早く感じるため、より遅い スピードで運転する傾向にあります。(大麻を吸っての運転は法で認められいないのでオススメしません。)そして幻覚や幻聴などはなく、自分が誰かわからなくなるような事も全くありません。

マリファナの効果は喫煙後の数秒から始まり1時間-3時間まで持ちます、 一方で口で摂取されたマリファナの効果は1時間-2時間後に遅れて効き出し、4時間-強いものだと一日中持続することもあります。マリファナの効果が切れた後でも、二日酔いになったり禁断症状が出るこてとはありません。

ですが、マリファナは全ての人々に同じく効果があるわけではありません。 マリファナを試してみた人で全く何も感じなかったという人や、人によっては大麻の効果が不愉快に感じたり、初心者の使用者が過度の分量や不愉快な環境で行った場合にパニック反応が起こることがありますが、全ての効果は数時間の内に安全に消えます、安心してください。パニック反応が出た場合、その人を決して一人にはせず安全な場所に移動し休息させできれば寝かせてあげましょう。

今までにマリファナの取り過ぎので死んだ人はたったひとりも知られていません。 処方箋無しで買える薬であるアスピリンをたくさん取るよりも、マリファナを たくさん取る方がより一層安全です。(アスピリン50回分は命に係わる)

 

マリファナは日本でいつから非合法なの?

日本の大麻の歴史は何千年も前、新石器時代の縄文時代 にさかのぼりますが、第二次世界大戦敗北後までずっとこの国で大麻は非合法ではありませんでした。1948年に アメリカ占領政府のマッカーサー将軍が日本の歴史で初めての大麻禁止法である 大麻取締り法を制定しました。日本では決してマリファナは危険だと言う理由で非合法にされたのではありません。

毎年、無数の何千人もの人々がタバコやアルコールにで亡くなっている中、 5000年間全世界中で記録された大麻の歴史の中ではマリファナの取り過ぎが原因で 死んだ人はひとりもなく、日本の群島それぞれの主要な島々で大麻が栽培されていた時もドラッグ乱用問題の記録は何も見つかっていません。明治と大正時代の間インドからの大麻薬は自由に輸入されていました。 19世紀の間全ての西洋諸国同様に、その当時インド大麻は普通に医薬として用いられました。

日本では17世紀、徳川幕府(軍政府) は一度タバコの栽培と使用を禁止しようと試みたことがありますが、 アメリカの占領軍が非合法にするまでは大麻が禁止されたことは日本の歴史上一度もありませんでした。 マリファナ禁止令は、千年期から続く古来日本文化の破壊でした。

 

5) なぜ日本でマリファナが非合法にされたのでしょうか?

1937年にアメリカで大麻がすでに禁止され非合法であったという 単純な理由からアメリカ軍占領政府によって日本でマリファナは非合法にされました。 軍占領政府は日本に進駐しているあいだアメリカ軍人達が日本の大麻を吸うようになる 事を率直に心配したのです。

広く使用されていたアンフェタミンと呼ばれる有害な興奮薬は数年後まで禁止されませんでした、その理由も当時アメリカでは合法的だったからです。1912年初期からアメリカは自国のドラッグ政策を輸出しようと試み、 あたかもアメリカが成功例なのだとも言わんばかりに他の国々に無理矢理真似するように押しつけました。

19世紀の後半以来アメリカは様々な物質の禁止令を実験してきました、 そして偶然の一致では無くほとんどの場合禁止された物質はその当時不人気だった特定の人種の少数民族と関連づけ差別の対象とします。

一番最初の合衆国連邦薬事法は明らかに中国の移民をターゲットにしており、日本人と中国人は、「黄禍」と呼ばれました。

 

6) アメリカの民族対立

私達は1920年代や1930年代のアメリカがどんな種類の社会だったかを思い出さなければなりません。民族的差別主義者KKK(クークラックスクラン)は、分離政策をとったアメリカ南部のいたるところ に無数のメンバーがいました。

1930年代の世界大恐慌の間白人の多くは、より少ないお金で働く黒人やヒスパニック系の移民が、仕事を奪われることを恐れていました。

アメリカ合衆国はその歴史の中で始めて移民をかなり制限しました。当時日本からの移民はたとえ幼年期からずっと アメリカに住んでいたとしても決してアメリカ国民になることができませんでした。 第二次世界大戦の間11万人の日本人の移民とその子孫は、彼等の2/3はアメリカ市民でしたが、 マリファナを禁止した同じ政府によって強制キャンプに拘禁されました。

1946年 の終わりまでカリフォルニアでは1日本人は白人とは結婚できませんでした。

 

7) 禁酒法

アメリカでアルコールを売ることが罪になったが、マリファナを売ることはまだ合法的だったそんな時代。それは禁酒法と呼ばれ、その本当の目的はアイルランド人、ドイツ人、イタリア人 そしてポーランド人の労働者にビールを飲むことを止めさせ、そして南部の黒人にウイスキーを 飲むことを止めさせる試みでした。

憲法の改正を通じて1919年にアメリカでアルコールが 禁止された時、法律の施行によってアルコール中毒と暴力が根絶やしになることが期待されました。 そのかわりに、新しい法律は組織的犯罪の急速な成長と、広範囲にわたる警察力の腐敗をもたらしました。

アルカポネはアメリカで最も有名な犯罪人 になりました、彼はあまりにも名高く金持ちだったので、彼を投獄するには犯罪帝国の容疑よりも 脱税容疑での方が一層容易でした。禁酒法は全くの失敗、にも関わらずそれは制定されました。

なぜならばプロテスタント支配のアメリカではアルコールは そのほとんどがカトリック教徒であるアイルランド、ドイツ、イタリアそしてスペインからの 移民達と関連していたからです。アメリカの大統領である ジョン.F ケネディーの父親は禁酒法時代の間アルコール密輸者として財産を築きました。

 

8) 差別と偏見の道具として使われたマリファナ

同様にアメリカの南西部と南部地方で一番最初に制定されたマリファナ法の背後には人 種的偏見がありました。第一次世界大戦の間を通じてとその後、メキシコ革命の混乱から 逃げ出したたくさんの貧しいメキシコ移民たちがアメリカに流入し始め、大麻を吸う習慣を 一緒に持ってきました、それは同様に黒人達、特にジャズと呼ばれる新しい音楽のスタイルを 1910年につくり出したニューオリンズの音楽家達の間で流行しました。 この人気の一部は1919年以降のブラックマーケットでのアルコールの高い価格のせいでした。

こららを良く思わない少数派の人達がマリファナのことをとても危険なドラッグで普通の人々を 気が狂った血に飢えている殺人者に変えてしまう「殺人草」であると描写します。「イエロープレス」新聞を使った人種的差別主義者のプロパガンダの標的になりました。

一般人民はマリファナは人々を狂気に駆り立て、コントロールが効かなくなって暴力的に すると聞かされました。マリファナ禁止法に至る主張は何一つ実証されませんでした、 しかし要求が何度もくり返された時、とにかくかなりの人々がそれらを信じました。

結果としてドラッグ禁止法になった 「マリファナ税法」 はアメリカ最高裁判所による憲法違反の宣告を避けるために(いずれにしてもアメリカ 最高裁判所は1969年にその法律を否決しましたが)1937年に税法として身支度を整えました。 それはその国の初代と三番目の大統領である ジョージ ワシントン とトーマス ジェファーソン両人とも自分の農場でマリファナを育てたことがありましたが、その国の300年の歴史の中で初めてマリファナを禁止する連邦法でした。

今やマリファナを犯罪とすることによって黒人とヒスパニック系の人々は容易に逮捕され、投獄し、脅かされるようになりました。マリファナ税法は完全に人種差別主義者の道具でした。丁度、禁酒法と同じようにドラッグ法は民俗少数派を迫害する道具でした。

マリファナがアメリカで禁止された時、それの使用がいくつかの重大な問題の原因となる信用できる 証拠は何もありませんでした。1937年マリファナ税法が準備された時、アメリカ医学協会(AMA)の代表だったウッドワード博士でさえ マリファナを禁止することに反対し  その有害さの証拠はどこにあるのかと尋ねました。

マリファナを使用するのが流行っていた民族少数派や ジャズミュージシャンのような人々を悩ますための道具として、世界を裏で操る少数派の人達はどうしてもマリファナを禁止する必要があったのです。

1960年代マリファナが西洋や日本で若者の間で流行した時、 その時も同じくドラッグ法は戦争反対の抗議者達を困らせる便利な道具として使われました。今日、 日本のマリファナ逮捕者の70%は日本の社会の中でほとんど力や地位を持っていない30才以下の人々なのです。

 

9) マリファナに関しての科学者達の意見

1944年、マリファナ税法の7年後、ニューヨーク医科大学による長年にわたる 科学調査 によって、市長に代わって Fiorello LaGuardiaはすべてのプロパガンダは矛盾していること、 マリファナは暴力や、精神異常、性犯罪を引き起こさないことや、常用癖や他のドラッグの使用に 導かないことを認めました。

マリファナを禁止に導いた主張の全てが疑われました。1890年のインドのイギリス植民地における インド大麻薬委員会のレポート から1世紀後のヨーロッパとオーストラリアの研究まで、今までに行われたマリファナに関する全ての主な調査は同じ結論に行き着きます:マリファナは相対的に恵み深い薬であり、 その使用者を犯罪人にすることは利益よりもより多くの害をなすと言うものです。以下例参照

オランダ: 1972年Baan-レポートはマリファナを寛大に扱い、そしてマリファナとハードドラッグの市場を切り離すことを提案しました。コーヒーショップでの自由なマリファナ販売から22年後の今日、マリファナを喫煙する人は法律が今だ厳しいアメリカ合衆国では人口の5%に対して、オランダでは3%だけです。そしてマリファナの解禁はハードドラッグの乱用にも歯止めをかけました。若い人々がほとんどその習慣に染まらないのでオランダのヘロイン中毒者の平均年齢はは36ぐらいの歳です、一方アメリカのヘロイン中毒者の平均年齢は26ぐらいの若さです。

「オランダのティーンエイジャーは国際的な科学と数学のテストにおいて世界の中で最も高い得点の一つを得ます。もし万が一、マリファナを合法化して重大な問題が起こったとしても、その時20年以上にわたるオランダの実験は問題は何かということを明らかにはしないでしょう。」 (科学雑誌ニューサイエンティスト)

アメリカ合衆国: 1960年代後半の急速なマリファナ逮捕者の増加の後、ニクソン大統領はドラッグの調査を命じました。 1972年共和党の前総裁シェイファーによって率いられた精選された委員会は マリファナの解禁を勧めました、 しかしウォーターゲートスキャンダルの混乱の間にその調査結果は連邦政府に無視されました、 しかしながらそれはアメリカの12の州における大麻の解禁に貢献しました。

国連:1995年世界保健機構(WHO)のための専門家チームによるレポートは はマリファナの効果をアルコールやニコチンの効果と比較しました、 そして比較対照によりマリファナが健康に良いことを認めました。日本人のなかじまディレクターの下でWHOはそのレポートのその部分を出版禁止にしようと試みました、しかしながらそれは2年間別の専門家達によってじっくりと再調査されました。

フランス:1998年フランスの厚生大臣バーナードコーチナーの為に 10人のドラッグ専門家の研究班はレポートを作成しました。 ドラッグは危険性の3つのカテゴリーに分類されました、ただマリファナだけが最も危険性が小さく、 アルコールとヘロインは両方とも最も危険なグループでした。

「起草者達は政府はあるドラッグを禁止するかしないかの決定は依存を引き起こすその能力に基礎を置くべきであり、いくつかのドラッグの政府の分類は間違っている」と結論をくだしました。(科学雑誌ニューサイエンティスト)

スイス:1999年スイス連邦政府委員会は スイス人の成人に大麻の売買を許可することを勧告する状況をよく調べました。 パネリスト達はマリファナはゲートウェイドラッグとしてほとんど危険を引き起こさないことや アルコールやタバコのような合法的なドラッグと較べて無視してよい微細な健康上の危険しかない ことを測定した後で彼等の勧告を作成しました。専門家達はマリファナ禁止法がドラッグの広範囲にわたる使用を止めさせることができないことを同様に認めました。

 

10) マリファナがいまだに非合法の理由

私達がマリファナについて知っていることが理由でマリファナが非合法なのではなく、 人々がマリファナについて信じこまされたことの理由で非合法なのです。

ほとんどの人々はマリファナの個人的な経験がありませんし、 国やマスメディアによって言われたことを信頼します。 個人的な経験でより良く知っている人は、法律を破ることで起訴されることを恐れて、 立ち上がったり思いきって意見を述べることができません。 政府は過去に嘘をついたことを認めることになるので法律を変えることもしたくありません。

さらにこの逮捕への恐怖が多くの市民達を沈め、静かなままでいさせようとします。 政治家はドラッグの乱用をあらゆる問題の口実として使うことができ、 人々のドラッグへの恐れにつけ込んで市民の自由を制限する新しい法律を正当化します。

ドラッグ禁止法は恐れをつくり出し、恐れは人々を簡単にコントロールそして操作することが簡単になります。 そう言った訳でこの状況がずっと居座わり続けています。

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