ヘンプオイルとCBDオイル、いくつかの点では似ていますが、重要な違いがあります。
2つを区別する方法を学ぶために、麻オイルとCBDオイルを詳しく見てみましょう。
オイルの混乱ポイント、これで解決!
一般に売られているヘンプオイル
ヘンプオイルは、麻と呼ばれる植物から作られています。マーケット等にも普通に健康食品として置いてあります。麻の種から抽出されたものが多く、ヘンプシードオイルとと明記せずにヘンプオイルとなっていることがよくあります。(健康マーケット系で売っているのはほとんど麻の種ベースだと思います。)
産業用麻がヘンプオイルに使用されている唯一の植物であり、 このタイプの麻は、特に工業・産業用に製造され、そこに含まれる精神活性物質の量は最小限です。
ヘンプオイルの用途:
・ヘンプオイルは、料理の幅や栄養分が豊富です。 サラダにかけるオリーブオイルの素晴らしい代替品となることができ、サクサクでナッツの味わいを提供します。
・シャワーの後に使用することができる素晴らしい天然保湿剤です。
・麻の油は、石油の代わりに、様々な形態のプラスチックの基礎となり得る。
・石油系塗料より人にも環境にやさしく、塗料の製造に使用されています。
・それは他の植物油のようにバイオディーゼル燃料として使用することができます。
・ヘンプオイルは、ローション、石鹸、さらには食品の製造に使用されます。
CBDオイル
CBDオイルはカンナビスの成分であるカンナビジオールオイルの略語です。 カンナビジオールは大麻または麻の天然成分である。
CBDオイルは、カンナビジオールの有意な含有量を持つオイルです。 それは、麻の花、葉、茎から作られ、ヘンプオイルのようにCBD成分のほぼ含まれていない麻の種等からは作られたものではありません。 CBDオイルは、大麻使用時の精神活性を伴わずに様々な状態の治療に役立つことができるので、医療マリファナ業界で非常に普及している。
CBDオイルの使用:
・がんの治療に使用することができます。
・炎症性障害、不安、うつ病、発作および神経変性障害の治療に使用される。
・てんかんの治療に使用することができます。
ヘンプオイルとCBDオイルの重要な違い
麻と大麻は植物界ではいとこですが、大麻は麻よりもはるかに高いTHC含有量を持っていて、精神活性されます。CBDにおいても、ヘンプオイルは通常25ppm未満と、CBDのレベルが低い。(CBDのオイルはCBDが15%まで)
これで解決!!!
と行きたいところなんですが、ここでもう一つ混乱ポイント
日本のCBD屋さんで売っているヘンプオイルってありますよね?
CBD屋のヘンプオイルと、通常のヘンプオイル何が違うのかと言いますと、
CBD目的で作ったオイルは、麻の茎から作られたものが多数なのです。
茎には種と違い、CBDが豊富に含まれていますので、オイル会社は茎を利用してオイルを作るのです。
そのため、ボトルの表示が ”Hemp CBD Oil” などとややこしい表示になっているのです。
逆に、医療大麻州にいる人はお気づきかもしれませんが、
医療大麻のHPやディスペンサリーでヘンプオイルを見かけたことはありませんか?
ラベルの材料のところを見てみてください、
CBD成分が含まれている場合がほとんどです。
ではなぜCBDオイルと明記せずにヘンプオイルと表示するのでしょうか?
その理由は、ヘンプオイルと明記して売った方が、法による手間がCBDよりもかからないそうです。
国レベルでは未だにカンナビスは違法であるため、グレーゾーンのCBDオイルよりは健康食品のヘンプオイルと明記して売った方が簡単に手続きが済むそうです。そして、CBDオイル・医療大麻という響きよりもヘンプオイルと名乗った方が万人受けするいいイメージを与えられると言う策略もあるんだとか。
なので表向きヘンプオイルだけど中身はほぼCBDオイルという医療向きのものもあります。
オイル会社によってはカンナビスベースのCBDオイルと明記せずに、ヘンプオイルとして売っているところもあります。
だからこそ、ラベルをしっかり読み、お店の人に質問し、オイルを購入の際は麻由来なのか、大麻由来なのか、それともヘンプシード由来なのか、CBDはどれだけ含まれているのか確認してから購入しましょう!
それにしても、、、ややこしい!!!!
もとは全部一緒の植物なのに。
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