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THCを最大限引き出そう!大麻料理には欠かせないディカーブのいろは

EDIBLECOOKING

ディカーボキシレーション(日本語:脱カルボキシル化)とは、マリファナバター等を作る際により効率的にTHCを引き出す作業の事です。

 

一見複雑に思えるかもしれませんが、単純に、有機化合物からカルボン酸基を排除する過程であり、多くのストーナーが毎日行っている簡単な作業です。実際、ボウル詰めた生のマリファナに火をつけたり、ベーポライザー(気化器)のボタンを押すたびに、効果的に大麻を脱カルボキシル化しているのです。

大麻内の精神活性効果(ハイ)を生み出す重要なステップです。それがなければ、生産されるカンナビノイド酸はないのです、したがってハイにはなりません。ライターの炎がバッズに付く前の、生カンナビスには非活性成分のTHCA(テトラカノンカンナビノール酸)が多く含まれています。

THCAは、抗炎症性および神経保護性を有することを含め、多くの利点がありますが、 しかし、THCAは精神活性がないので、THCを感じたい人はエデボーを作る前にディカーボキシレーションを行ってTHCに変換しなくてはなりません。

大麻の喫煙と気化は、THCAは瞬間的に特定の温度まで加熱され、CO2分子を失い、ディカーブ化されTHCになるのです。

 

 

ディカーボキシレーションが起こる2つの主な段階があります

”花が乾燥しているときと、その後加熱されるとき。”

 

 

大麻をバターや油で煮るだけでは、必ずしもすべてのTHCAをTHCに完全に変換することはできませんので、非常に鈍いバターやオイルになってしまうのです。なので、バターを作る前に、まずは大麻をディカーボキシレーション(以下ディカーブ)する必要があるのです。

 

 

その方法は簡単で、主に2つの方法があります。

 

1.オーブン

OVENMETHOD

そうすることで、大麻が精神活性になることを可能にし、これで調理する準備ができているので、あなたのカンナバター、カンナオイル等を作ることができます。

大麻は104℃でディカーブ化が始まります。 オーブンを104~115℃に予熱し、使用している大麻とあなたの好みに応じて、約15~45分熱を入れる必要があります。 ベーキングシートに細かく砕いた大麻を広げて置くことをオススメします。

多くの人は、大麻の風味であるテルペンを失いたくないので、低い温度で長い時間掛けて大麻を脱カルボキシル化しています。キーフは、オーブン方法で脱カルボキシル化することもできますが、バッズの半分の時間で良いとされています。

注意:家庭用のオーブンは、あなたが設定した温度と常に正確に一致しないので、正しい温度になっているかオーブンの温度を常にチェックすることが不可欠です。

ディカーブした大麻が乾燥して茶色になったら、冷ましてから、オイルやバターあなたの好きな物に注入していきましょう!

 

 

2.茹でる

BOILINGMETHOD2

最近、大麻シェフの間でも人気が高いもう一つの方法は、茹でる方法です。

このためには、真空密封の沸騰用の袋に大麻を入れなければなりません。その後、カンナビス入りの密封バッグを約90分間沸騰したお湯に浸します。水が蒸発しないように注意しましょう。

90分後、バッグを水から取り出し、バッグを開ける前に冷却する。 オーブン法のように、全体の過程の温度を常に確認する必要があります(沸騰水は100℃になるはずです)

この方法はマリファナから出る匂いが少なくて済み、更に大麻を焼く訳ではないのでよりヘルシーだと言われています。

 

 

 

テルペンとTHCを維持しよう

より高温度での調理は、速いスピードでディカーブするのを助けるかもしれませんが、ゆっくり時間をかけてディカーブ過程を行うことには大きな利点があります。

THCを抽出すること、魅力的でテルペンと呼ばれる天然の油に由来する各大麻の特有の風味を抽出するために、ディカーブはゆっくり行わなければなりません。

温度が148℃まで上がると、カンナビノイドとテルペンの両方が壊れてしまうので、ディカーブするのを急いでも、温度に気をつけ、熱しすぎに注意してください。

 

 

 

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この記事の投稿者について

Taima University
日本初の大麻学習オンラインコースが受けられる大麻ユニバーシティ!“知識は違法じゃない。”をモットーに日本へ大麻情報を配信中。公平な情報と、みんなで大麻について気兼ねなく真剣に話し合える日本初の大麻コミュニティ。みんなで作り上げていくそんな学校を夢見て。創立者のマリ・アンナは、日本で初めて大麻と出会い、アメリカへ渡り医療大麻と出会う。コロラド州の大学にて医療大麻と大麻栽培を本格的に一から学び、2015年大学を卒業後、現在カリフォルニアにて大麻ユニバーシティを開校し活動している。夢は日本初の、ディスペンサリーを大麻ユニバーシティのみんなと一緒に作ること。

コメント一覧

  • Comments ( 6 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 入手方が有りません!

    • 日本で合法的な入手方法がないのが残念です。。お気持ちお察しします。違法で売っている人もいますが、高額な値段をふっかけられたり、質が全くよくなかったり、場合によってはオトリの可能性もあるので注意が必要です。

  2. はじめまして
    調理について調べていたところこちらにたどり着きました

    大麻は104℃でディカーブし始めると記述してありますが、茹でる場合では104℃に達しないのでは?と疑問に思いました
    参考にしたいのでお答えいただければ幸いです

  3. はじめまして!
    調理について調べていたらこちらにたどり着きました

    thcaのディカーブ化が104℃から始まると記述してありますが、茹でる場合だと104℃まで達しないのでディカーブ出来ないのでは?と疑問に思いました
    参考にしたいのでお答えいただければ幸いです

    • コメント有難う御座います。
      いい質問ですね!お水の沸点は100℃ですので、確かに疑問に思いますよね。
      ディカーブは時間と温度のバランスが重要になります。だいたい約104℃でTHCがディカーブを始めるとなっていますが、お湯で温める場合は約90分となっています。オーブンや他のディカーブ方法と比べてもお湯での方法が最も長時間ディカーブをすることになります。ディカーブする温度が低い分茹でる時間を長くする事でゆっくりとディカーブ化を進めるよと考えて下さい。104℃ではありませんが、長時間調理する事でディカーブが進んでいきます。THCを徐々に引き出し、風味高いテルペンをキープします。逆にオーブン等を使用し高温で調理する時は素早くディカーブ作業を終わらせます。

      • お返事ありがとうございます!
        参考にさせていただき、バターを作りました
        手間はかかりましたが傑作が出来ました

        ここでまた一つ疑問が生まれました
        バター作りで温度に対して繊細になっていたのですが、調理する際に高温になることがよくあります
        調理時の熱によるthcのロスはどの程度のものなのか肌感でかまいませんので教えていただけないでしょうか
        また、作る際のポイントなどありましたらそちらも教えていただきたいです

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